通信制大学・短大について

 

秋入学のシーズンになったので、愛知産業大学短期大学を卒業した経験をもとに通信制大学で学ぶことについて(かなり主観的ですが・・)お伝えできればと思う。

通信制大学を考えたきっかけ

現在は、転職して1年、前職の時に「このままこの会社で働くのだろうか?」と疑問になることがあった。

大学在学中に体調を崩しやむなく大学を中退、その後4年ほど働いていた。その当時の気持ちとしては、なんとなく“やり残した感”を抱えていた。周りの4年制大学卒業していた人たちを見て羨ましいと感じていた。

そんな時。町の学習施設に置いてある放送大学のチラシを見て、通信制大学・短大の存在を知る。

それ以前は通信制の高校があることは知っていたが、大学や短大があることは知らず目から鱗だった。

 

学校を選ぶまで

通信制大学の仕組みは、面接授業(スクーリング)、印刷教材による授業(自分で教材を読み込んで単位修得の試験を受ける)とで成り立っている。学校によってはすべてをオンラインで完結することができたり、一部をオンラインで受けたりすることができるなどの違いがある。

地方在住者にとってはスクーリングをどこで受けることができるのか、その回数、また単位修得試験を会場で受けなければならないのかなどの問題は重要なポイントである。

 

放送大学に関しては、説明会に出向いたり実際に放送を聞いて講義を見たりして検討した。サポート体制が充実しているところや豪華な講師陣など魅力的だったが、実際の放送を聞いてついていくことができなかったので検討していたリストから外した。

公益財団法人私立大学通信教育協会が開催している合同入学説明会がちょうどその時福岡であったので、それに参加した。

 

そこでは、かなりの数の通信制大学・短期大学の担当者が来ていて迷っていた2つの学校の説明を聞いた。

 

一つ目は、近畿大学通信教育部

良いと思った点は、認知されている大学のブランドであるということ(ミーハーですね)。

実際に担当者の方の話も聞き、頑張ればなんとかやっていけそうかと思ったが数冊あるテキストを見て正直とっつきづらそうな印象を受けた。

 

二つ目は、愛知産業大学短期大学

良いと思った点は、学費が分かりやすいところだった。他大学は、スクーリングを取るたびに支払いがあったりして結局どのくらいかかるのか分かりにくいところが多かったが、ここは比較的追加料金が少なかった。また、実用英語コースや、心理コースなどコースがいくつかあるものの必修の数科目以外はコースを横断しても履修登録ができる為自由度が高いところが良かった。愛知産業大学短期大学は、自分で指定のテキストを準備する必要があり、見本が置いてあったので手に取ってみたらオリジナルではなく市販のものでわかりやすい印象を持った。

 

どちらの大学も、オンラインで単位修得の試験がオンラインできるのは地方在住者にとっては本当に助かることで、どちらか選びがたかったが、結局筆者は愛知産業大学短期大学に選び入学した。